舟歌/チャイコフスキー(演奏動画)

ロシアの作曲家、チャイコフスキーと言えば
バレエ音楽や交響曲、協奏曲など
有名な大曲が数多くありますね。

その他の色んなジャンルでも
代表作と呼ばれるものがたくさんあります🎵


ピアノ曲で有名なのは「四季」

1年のそれぞれの月に合わせた曲を作曲。
それらの12曲を
1つの作品集としてまとめたものが「四季」です。

中でも、有名な作品のひとつとして知られる
「舟歌」は、6月にあてられた作品です。
「舟歌」というタイトルの作品は、
たくさんの作曲家によって作曲されていますが、
そのほとんどが
8分の6拍子や8分の9拍子で作曲されているのに対して、
 ※基本3拍子の数え方

チャイコフスキーは4分の4拍子で作っています。


ちなみに、先月は
オッフェンバック作曲の「舟歌」を弾きました🎹
     ↓   ↓   ↓   ↓



冒頭、4分の4拍子/ト短調 (暗い調)
andante cantabile アンダンテ・カンタービレ
(歩くような速さで、表情豊かに) 


poco piu mosso (今までより少し速く)で始まる中間部は
4分の4拍子/ト長調 (明るい調)のあと、
4分の3拍子で
Allegro Giocoso アレグロ・ジョコーソ
(快活に、おどけて戯れるように)


最後、再現部はテーマに戻ります。
前半とほとんど同じですが、
伴奏になる左手の形のアレンジが
多少変わっています。


このように、クラシック音楽の楽譜には
たくさんの音楽用語が事細かに表記されています。

「今までより速く」という
すごく分かりやすいそれだけの意味にしても
弾き手によって速さの感覚も違うし

10人同じ曲を弾けば
10通りの表現の異なる曲が仕上がるという

そこが面白いところだと思います🎵


それらをふまえて
最後まで聴いていただけたらなぁと思います。

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