ピアノソナタ「悲愴」(演奏動画あり)

ベートーヴェン ピアノソナタ 第8番

       「悲愴」第2楽章



ベートーヴェンのピアノソナタは
全部で32曲あります。 

「ソナタ」
1曲が、3楽章または4楽章で成り立っています。
そのうち、1楽章はソナタ形式。

ソナタ形式というのは
文章でいうと、起承転結のようなもので
「提示部」「展開部」「再現部」の
3つの部分で書かれている曲のことをいいます。

どうやったらわかりやすいのかなぁ…
と、いろいろ調べていたら
すごくわかりやすく書いてある記事を見つけました❗️
  (結局人まかせになってますね😓)


"今日はこんな食材で料理を作るよ!"
と言って、材料を見せるのが「提示部」
調理するのが「展開部」
出来上がった料理を味わって
材料に思いを馳せるのが「再現部」

  ↑  ↑  ↑  ↑

これを読んで、なんて上手い表現なんだろう✨
と、


音楽の形式って、他にもたくさんあって、
クラシックは難しい😩とか思われがちですが、
Jポップや演歌にも通じているところが
意外にたくさんあるんです🎶

おーーなるほど✨
って思ってもらえる事もあると思うので
ぜひ読んでみてください😊

【音楽理論】物語の起承転結:音楽の「形式」の話

何か物語を思い浮かべていただきたいのですが、事件が起きて~それが発展して~結末がどうなる、という流れが(程度の差はあれ)存在すると思います。それを「起承転結」などという言葉で表したりしますね。 元々は漢詩の絶句の構成「起句」「承句」「転句」「結句」のことだそうです。四コマ漫画で説明される場合が多いですけれども、例えば推理小説で「事件が起きて」「探偵が登場して」「調査からトリックが暴かれて」「事件が解決する」というのも起承転結でしょう。 今日書くのは音楽における「形式」の話です。 音楽は時間の上に構成される作品です。絵画のように描かれた情報が同時に飛び込んでくるものではなく、映画のように物語が時間の経過を伴うものでなのです。映画で言えばより興奮を提供できる物語の展開方法、弁論で言えばより相手を納得させることができる論法…その、「どのような音楽がどのような順番で現れて論理を形成するか」という手順が音楽の形式というものなのです。 巷で流行りのポップスを思い浮かべてください。そうですね、とりあえずRADWIMPSの《なんでもないや》を例に、形式を考えてみましょうか。 メロディの雰囲気が変化する

Pianist榎本智史 Official

前置きが長くなりましたが、、、

ベートーヴェンが書いた、32のソナタの中の
第8番「悲愴」

彼が自作に標題をつけることは珍しく、
ピアノソナタの中では、この「悲愴」の他に
第26番「告別」だけだと言われています。

他にも標題のついた、有名なソナタ
「月光」「葬送」「田園」「テンペスト」「ワルトシュタイン」「熱情」
などがありますが、
これらは、出版社や後世の人たちが
つけたものなんだそうです。

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