月の沙漠〜日本の叙情歌 (動画)

「月の沙漠」


なんと、千葉県御宿(おんじゅく)の海岸がモデルだったとは。。。

それこそ、あまり深く考えた事はなく
ただ、砂漠と言われれば
"サハラ砂漠"みたいなところを
勝手にイメージしていた気がします。

しかも"砂漠" ではなくて "沙漠" 

"沙"という字は
砂浜を表すんだそうです。


月の光に照らされて、金色に輝きながら
次々に打ち寄せる波の連なりを
王子様とお姫様が駱駝に乗って
ゆったりと砂浜を旅している様子に例えた作品です。


月の夜に、御宿海岸の小高い丘に座って海岸を眺めると
この詩を書いた「加藤まさお氏」の世界観がそこに見えると言われています。


この曲には"ppp"(すごーーーーく小さく)から
"ff"(すごーーーく大きく)という
音楽記号が記してあります。


暗くて単調な感じに始まりますが、
とてもドラマティックになっていきます。
この録音ではなかなかピアノの音量の幅が伝わらなくて残念ですが

そんな雰囲気のある「沙漠」を思いながら
弾きたいと思います。


わたしはなぜか途中で、
五輪真弓さんの「恋人よ」のイントロを思い出す(^^;

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