見慣れた楽譜

ピアノの楽譜の多くは2段になっていて、
ほぼ、上の段を右手、下の段を左手で弾きます。

例えば、連弾の右側に座って弾くように
全体的に高い音を弾く場合の楽譜は
2段ともト音記号🎼

左側の低い音域のパートの楽譜は
2段ともヘ音記号になっています。


先日YouTubeにアップした
スピッツの「楓」ですが、、、

途中、右手と左手と交差して弾くところがあります。

「猫ふんじゃった」の後半部分みたいに
高い音を"ポン"と左手で打鍵するように
手を交差するのはよくあることなのですが、

ここまで長いメロディを交差したまま弾くのは
あまりないです、、😅


この部分は、上の段の音符が下の段の音符より
低い音域になっているんです。

下の段に高い音を書いてある。。。
「え〜、、交差して弾けってことー??」

って、最初そう思ったんですが
案の定、弾きにくくて…💦

なので、

「あ!入れ替えて、普通に高い音符のパートを
右で弾けばいいんじゃない??💡」

と思ってやろうとしたら、
頭の中がバグって、全く弾けませんでした😓

音の高さがどうこうじゃなく、

「楽譜の上の部分は右手!下は左手で弾く!
いつもそうなんだから、それしか出来ないよ〜」

って感じで、

私の脳と身体は、音の高さを理解して
指に伝えることは出来ず、
ただ、いつもと同じ、
見たままでしか音符を読むことは出来なかったわけです。

試しにこんなふうに上下を入れ替えてみたら
何のことなしに弾けるので、

やっぱり慣れって手強いなぁ…と思いました😅



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