モルダウ 交響詩「わが祖国」より(演奏動画)
連作交響詩「わが祖国」は
チェコの作曲家、"ベドルジハ・スメタナ"が
1874年から1879年にかけて書いた
6曲からなる交響詩です。
6つの曲にはそれぞれ
チェコの自然や歴史にちなんだタイトルが付けられています。
1:ヴィシェフラド
2:ヴルタヴァ
3:シャールカ
4:ボヘミアの森と草原から
5:ターボル
6:ブラニーク
この中で最も有名なのが
悠然と流れるモルダウ川を
弦楽器の音色で描写している
第2曲"ヴルタヴァ"
"ヴルタヴァ川"はチェコ語で
"モルダウ"はドイツ語です。
この作品を書き始めた1874年、
50歳になるスメタナは
プラハで指揮者としても活動をしていましたが、
この年の夏に体調を崩し聴覚を失っています。
「モルダウ」(ヴルタヴァ) の自筆スコアの中には
「12月8日完成、19日間、耳が聴こえない中で」と書き込まれているそうです。
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